「依頼する印刷所は決まったけれど、何を準備して、どんな順番で進めればいいのかわからない」という方に向けて、オリジナルトレカを発注するときの流れを、準備から注文・入稿・お届けまで順番に解説します。
一般的な進め方を説明したうえで、具体例としてスプリントでの手順も紹介します。依頼先をまだ比べている方は、先にトレカはどこに頼む?印刷所・作成業者の選び方と7つの比較ポイントもあわせてご覧ください。
結論|トレカの発注は「準備→注文→入稿→データチェック→お届け」の流れで進む
ネット印刷でトレカを発注するときは、次の5つのステップで進みます。特に大切なのは、注文の前に仕様と必要な日を決めておくことと、そのまま印刷できるデータを用意することです。
| ステップ | やること | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 準備 | サイズ・枚数・加工・必要な日を決め、入稿データを作る | テンプレートを使う、ぬりたしを付ける |
| STEP1 注文 | 商品を選び、仕様・部数・印刷日数・支払い方法を指定する | 注文内容に間違いがないか |
| STEP2 入稿 | 注文後に、印刷データをアップロードする | 複数のデータは1つにまとめて圧縮する |
| STEP3 データチェック | 印刷できるデータかを印刷所が確認する | 不備があれば修正・再入稿が必要 |
| STEP4 印刷・お届け | 印刷・加工のあと出荷され、配送される | 「出荷日」と「お届け日」は違う |
発注前に決めておくこと
注文画面を開く前に、次の5つを決めておくと、手続きで迷わずに済みます。データの作り方も、ここで決めた仕様によって変わります。
サイズ
トレカでよく使われる規格は、63×88mmと59×86mmです。カードゲームに使う場合や、市販のスリーブに入れたい場合は、スリーブに合うサイズかを確認しておきましょう。
サイズの違いやスリーブの選び方は、トレカのサイズは何mm?【一覧表】種類別の大きさとスリーブの選び方で詳しく解説しています。
枚数
配布や物販に使う場合は、必要な数に予備を加えた枚数で考えておくと安心です。デザインが複数ある場合は、1種類あたり何枚必要かも整理しておきましょう。
加工
PP加工(クリアPP・マットPP)、角丸加工、ホログラム加工など、付けたい加工を決めます。加工によって料金や日数が変わる場合があるため、注文前に確認しておきます。
必要な日
イベントや配布日が決まっている場合は、その日から逆算して、いつまでに入稿すればよいかを決めます。詳しい考え方は、後半の「イベントに間に合わせる逆算スケジュール」で紹介します。
データを作るソフト
普段使っているソフトで入稿できるかを確認します。テンプレートが用意されているソフトを選ぶと、サイズやぬりたしの設定で迷わずに済みます。
スプリントでは、スタンダード(63×88mm)とスモール(59×86mm)の2サイズ、1種類10枚から10,000部まで注文できます。加工はPP加工、角丸加工、ホログラム加工(4種類)に対応しています。
入稿データを準備する
入稿データに不備があると、修正と再入稿が必要になり、そのぶん出荷が遅れます。注文の前に、次の点を確認しておきましょう。
テンプレートを使う
印刷所が用意しているテンプレートを使うと、仕上がりサイズ、ぬりたし、文字を入れてよい範囲がひと目でわかります。サイズごとにテンプレートが分かれている場合は、注文するサイズと同じものを使います。
スプリントでは、Illustrator・PowerPoint・Canva用のテンプレートを、サイズ別に無料でダウンロードできます。
テンプレートはトレカ印刷のページから入手できます。
ぬりたし・解像度・色
断裁のずれで白いふちが出ないよう、背景や写真は仕上がりサイズの外側(ぬりたし)まで広げておきます。写真やイラストは、印刷に適した解像度で配置します。
また、画面で見た色より印刷が暗く見えることがあります。鮮やかな色を活かしたい場合は、RGBデータのまま印刷できる商品を選ぶ方法もあります。スプリントには「RGB対応」の商品があります。
入稿データの条件は、ご利用ガイドのデータについてとデータ作成時のご注意点で確認できます。
両面の場合
カードの表面と裏面に印刷する場合は、表面・裏面それぞれのデータを用意します。どちらが表でどちらが裏か、ファイル名で区別できるようにしておくと、確認がスムーズです。
使える素材(権利の確認)
アニメ・ゲームのキャラクター、芸能人、ロゴなどを無断で使用したデータは、注文を受け付けてもらえない場合があります。オリジナルデザイン、ご自身で撮影・作成した素材、利用許諾を得た素材を使いましょう。
STEP1 仕様を選んで注文する
準備ができたら、商品ページで仕様を選んで注文します。スプリントでは、次の内容を指定します。
- 商品(サイズ、通常/ホログラム、RGB対応の有無)
- 部数
- 加工などのオプション
- 印刷日数(「1日」を選ぶと、最短翌日出荷になります)
- 配送先とお支払い方法
お支払い方法は、クレジットカード、銀行振込、代金引換、ポイント払いから選べます。法人会員の方は、NP掛け払いも利用できます。注文が完了すると、「ご注文のご確認」メールが届きます。メールには注文番号が記載されているので、入稿のときに使います。
お支払い方法ごとの手数料や条件は、ご利用ガイドのお支払いについてで確認できます。
STEP2 データを入稿する
スプリントでは、注文が完了し、注文番号が発行されてからデータを入稿します。入稿はWEB上で行い、特別なソフトは必要ありません。入稿ページは、次のいずれかから開けます。
- 注文完了直後の画面にある「データ入稿ページへ」
- 「ご注文のご確認」メール内のデータ入稿用リンク
- ホームページの「データ入稿窓口」
入稿が終わると、「入稿データ受領のご連絡」メールが届きます。Word・PowerPoint・ExcelなどのOfficeデータで入稿した場合は、印刷用データへの変換が必要になるため、データチェックの完了までに時間がかかる場合があります。
入稿の手順は、ご利用ガイドのデータ送信についてで画面つきで確認できます。
STEP3 データチェックと受注確定
入稿したデータは、印刷所が「そのまま印刷できるデータか」を確認します。スプリントでは、最短1時間でデータチェックを行います。なお、文字の入力ミスやデザイン・レイアウトの内容は、チェックの対象外です。入稿前にご自身で確認しておきましょう。
問題がなければ「データチェック完了のご連絡」メールが届き、その日が受注確定日になります。受注確定日は、出荷日を数える基準になる日(ゼロ日目)です。注文した日ではない点に注意してください。
データに不備があった場合は、メールで連絡が届きます。修正して再入稿し、問題のないデータと確認されるまで受注確定日は決まらないため、そのぶんお届けが遅くなります。スプリントでは、ぬりたしの作成やサイズ調整など、修正可能な不備はスプリントで修正する「おまかせ修正保証」も用意しています。
受注確定日の考え方は、ご利用ガイドの受注確定日についてで詳しく説明しています。
STEP4 印刷・出荷・お届け
受注確定日の翌日から数えて、選んだ「印刷日数」と「加工日数」が経過したあとに出荷されます。スプリントでは、印刷日数「1日」を選ぶと、データ確認完了後の翌営業日に出荷します(最短翌日出荷)。
出荷すると「発送完了のご連絡」メールが届きます。お届けまでにかかる日数は、配送先によって変わります。「翌日出荷」は「翌日到着」ではない点に注意してください。
- 送料:配送先1か所まで無料(離島・一部エリアを除く)
- 銀行振込:発送日の15時までに入金が確認できないと、発送できません
- 代金引換:商品を受け取るときに、配送ドライバーに現金で支払います
各商品の標準的な納期は料金表で、注文から出荷までの流れはトレカ印刷のページでも確認できます。
イベントに間に合わせる逆算スケジュール
イベントや配布日が決まっている場合は、「必要な日」から逆算して入稿日を決めます。最短の日程だけで計画すると、データの再入稿や配送の遅れがあったときに間に合わなくなるため、余裕を持たせておくのがポイントです。
| 逆算の順番 | 考えること |
|---|---|
| ①必要な日 | イベント当日ではなく、前日までに手元に届く日を目標にする |
| ②配送日数 | 配送先によって変わる日数を差し引いて、出荷日を決める |
| ③印刷日数・加工日数 | 選ぶ印刷日数と加工日数を差し引いて、受注確定日を決める |
| ④データチェック | 不備があった場合の修正・再入稿の時間も見込む |
| ⑤入稿日 | ①〜④から決めた日に、さらに予備日を加えて入稿日を決める |
出荷日の計算は営業日で行うため、土日祝日をはさむ場合は日数が延びることにも注意しましょう。日程に余裕がない場合は、印刷日数の短いプランを選ぶ、テンプレートを使って不備を減らす、といった方法で再入稿のリスクを抑えられます。
よくある質問
データの入稿より先に、注文が必要ですか?
スプリントでは、先に注文を完了し、注文番号が発行されてから入稿します。注文完了直後の画面か、「ご注文のご確認」メール内のリンクから入稿できます。
注文したあとに、仕様や部数を変更できますか?
変更やキャンセルができるかどうかは、注文の進行状況によって変わります。条件は、ご利用ガイドの「ご注文について」で確認してください。
WordやPowerPointのデータでも入稿できますか?
はい、Word・PowerPoint・ExcelなどのOfficeデータでも入稿できます。ただし、印刷用データへの変換が必要なため、データチェックの完了までに時間がかかる場合があります。日程に余裕がない場合は、PDFやIllustratorのデータでの入稿もご検討ください。
どんな支払い方法がありますか?
クレジットカード、銀行振込、代金引換、ポイント払いからお選びいただけます。銀行振込の場合は、発送日の15時までに入金が確認できないと発送できないため、早めにお振込みください。
法人で後払いはできますか?
法人会員の方は、NP掛け払い(月末締め・翌月末払い)をご利用いただけます。利用上限などの条件は、ご利用ガイドの「お支払いについて」で確認してください。
まとめ|発注前の準備で、スムーズに受け取れる
トレカの発注は、「準備→注文→入稿→データチェック→お届け」の流れで進みます。注文の前にサイズ・枚数・加工・必要な日を決め、テンプレートを使ってそのまま印刷できるデータを用意しておくと、再入稿による遅れを防げます。イベントに合わせる場合は、受注確定日と営業日の数え方を押さえて、余裕のある日程で入稿しましょう。
スプリントでは、1種類10枚から注文でき、最短1時間のデータチェックと最短翌日出荷に対応しています。仕様と料金を確認して、発注の準備を進めてみてください。

