中綴じ冊子やパンフレットのPDF入稿には、チラシなどの1枚物とは違う「ページ物」特有のルールがあります。このページでは、ページ順・ノンブル・塗り足しなど、冊子のPDFデータを入稿する前に確認すべきポイントを印刷会社の視点でまとめました。
入稿前チェックリスト(5項目)
まずは要点を一覧で確認してください。各項目の詳細はこの後の章で解説します。
| チェック項目 | ルール |
|---|---|
| ページ構成 | 単ページ・見開きのどちらでも入稿OK(ページ順が分かる状態で) |
| ページ順 | 表1(表紙)から表4(裏表紙)まで通しで並べる |
| ページ数 | 表紙込みで4の倍数にする |
| ノンブル(ページ番号) | 全ページに付ける(隠しノンブル可) |
| 塗り足し | 仕上がりサイズ+天地左右3mm |
単ページと見開き、どちらで入稿する?
スプリントでは、単ページ(1ページずつ)・見開きのどちらでも入稿できます。お使いのソフトで作りやすい方を選んでください。
どちらの場合も共通のポイントは2つです。1つ目は、ページの順番が分かる状態にすること(通しで結合したPDF、またはページ番号が分かるファイル名)。2つ目は、白ページも省略せずに含めることです。
見開きでレイアウトする場合は、中央(ノド)をまたぐ写真や文字に注意してください。綴じの構造上、ノド付近は見えづらくなるため、重要な要素は中央を避けて配置するのが安全です。
ページ順とノンブルのルール
PDFのページ順は、表1(表紙)→表2(表紙の裏)→本文→表3(裏表紙の裏)→表4(裏表紙)の通しで並べます。PDFの1ページ目が冊子の表紙、最終ページが裏表紙になっている状態が正しい入稿データです。
ノンブルとはページ番号のことです。ページの取り違えを防ぐため、全ページに入れてください。デザイン上ページ番号を見せたくない場合は、仕上がり時に断裁される塗り足し部分やノド側に小さく入れる「隠しノンブル」が使えます。
ページ数は4の倍数
中綴じ冊子は紙1枚=4ページのため、総ページ数は表紙込みで4の倍数(8・12・16ページ…)にします。ページ数の数え方や、4の倍数にならない場合の対処は中綴じ冊子テンプレート無料ダウンロードと入稿データの作り方で詳しく解説しています。テンプレートのダウンロードもこちらからどうぞ。
塗り足し3mmとトンボ
紙面の端まで色や写真を配置するデザインの場合、仕上がりサイズの外側に天地左右3mmの塗り足しを付けてください。塗り足しがないと、断裁のわずかなズレで紙の白地が見えてしまいます。
トンボ(トリムマーク)の要否は入稿形式によって異なります。詳しくはトンボと塗り足しとは?印刷データの作り方・3mmの理由・ソフト別設定を解説をご確認ください。
ソフト別のPDF書き出し設定
PDFの書き出し設定はソフトごとにポイントが異なります。それぞれ以下のガイドで詳しく解説しています。
- Illustratorをお使いの方 → Illustratorからの印刷用PDF書き出し設定
- Word・Excel・PowerPointをお使いの方 → Officeデータから PDFの作成方法
よくある質問
表紙と本文を別々のPDFにしてもいいですか?
1つのPDFに通しで結合してご入稿ください。表紙・本文の分割入稿も可能です。
白ページも PDFに含めますか?
含めてください。白ページを省略するとページ順がずれ、意図しない面付けになります。「このページは白」と分かる状態で全ページ揃ったPDFが正しい入稿データです。
見開きデザインのページはどうすればいいですか?
見開きのままで入稿できます(単ページへの分割は必須ではありません)。ただし中央をまたぐ要素はノド側で見えづらくなるため、重要な文字は中央付近を避けて配置するのが安全です。
入稿方法と注文の流れ
データが整ったら、商品ページから仕様(サイズ・ページ数・用紙・部数)を選んでご注文のうえ、PDFをアップロードしてください。オペレーターがデータを目視確認し、不備があればご連絡します。
データの準備ができたら、こちらからご依頼ください

